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親の面倒を見る約束

結婚後、夫が私の親の面倒を見てくれなくなりました。婚前と言っている事が違うのは離婚理由になりますか?

私の父は、倒れて以来麻痺が残り体が不自由。母は父の介護疲れの為、早くして痴ほう症を発症してしまいました。私は、父の介護や仕事で若い頃から多忙に過ごしていたため、いいご縁もありませんでした。そんな生活なので結婚は諦めておりましたが、昨年、ようやく今の夫と知り合いお付き合いをする事になったのです。

婚前、私は両親の事を相談しました。すると彼は、自分は面倒を見ると約束してくれ、私は感動して彼との結婚を決めたのです。しかし、いざ結婚すると夫は全く両親の面倒を見てくれません。共働きなので、夫の協力なくしては成り立たないのに、面倒を見るのは嫌だと言い出す始末。挙げ句、夫は自分の事すら出来ない人なので私は負担が増えた形になってしまいました。私は今すぐにでも離婚したいです。嘘をつかれたというのは、離婚理由になりますか?

婚前の約束を守らないは離婚理由になるのか?

この場合、裁判を起こしても離婚原因として認められることは困難です。

民法上、離婚原因は以下の通りと定められています。

①不貞、②悪意の遺棄、③3年以上の生死不明、④回復しがたい精神病、⑤その他婚姻を継続し難い重大な事由

相手が、結婚前に「君の両親の面倒を見る」といっていたのに、実際には見てくれない、という場合、①~④に該当しないことは明らかなので、⑤のその他婚姻を継続し難い重大な事由が認められるかどうかが問題です。

ここで、ご相談者様は「結婚前に嘘をつかれていた」とおっしゃっていますが、結婚前の嘘が離婚原因になるかどうかについては、嘘の内容が問題になります。

軽微な嘘なら離婚原因にはなりませんし、夫婦の根幹にかかわるような重大な嘘なら離婚原因になる可能性もあります。

そして、結婚前に両親の面倒を見るといっていたのに実際には見ないという程度では、夫婦関係を継続し難い重大な事由とまでは認められないのが一般的な考え方です。

夫婦関係において重要なのは、基本的に夫婦相互の関係であり、相手の親との関係は勘案しないからです。

ただし、相手が両親の面倒を見てくれないことが原因で夫婦関係そのものが悪化して、夫婦が別居にいたってもはや婚姻関係が破綻してしまったという事情があれば、このことが原因でも離婚ができる可能性があります。

たとえば、ご相談者様が、相手に嫌気がさして両親と一緒に家を出たり相手に出て行ってもらったりして、別居状態が続いたまま数年が経過したケースなどでは離婚が認められる可能性が高いです。

どのような対応方法がありますか?

この場合、まずは相手との話合いによって離婚の手続きを進めるべきです。

裁判をしても離婚が認められない可能性が高いですが、交渉による協議離婚であれば、当事者が離婚することに合意さえすれば離婚することができるからです。

離婚の話を持ちかけるときには「結婚前には両親の面倒を見てくれるといっていたのに、実際には見てくれない。嘘をつかれたと感じていて、これ以上一緒にやっていけないから離婚したい」という気持ちを率直に伝えましょう。これを聞いて、相手が態度を変えて両親の介護を手伝ってくれるようになれば、離婚を回避することも可能です。

相手の態度が変わらない場合には、やはり離婚を進めるしかないでしょう。まずは、相手に離婚を承諾してもらうことが必要です。

そして、この場合、相手に慰謝料を支払ってもらえる可能性があります。相手が約束に反して両親の面倒を見ないために離婚になったのですから、離婚原因について相手に一定の責任があると考えられるからです。

ただ、協議離婚の場合、相手が納得しないと慰謝料を支払ってもらうことができません。また、お金のことにこだわりすぎると、相手が離婚に応じなくなる可能性もあります。

本件では裁判をしても離婚が認められる可能性が低いことを考えると、慰謝料よりも離婚を優先したいなら、お金にはこだわりすぎず、離婚を優先して早期に協議離婚を成立させる方法が良い解決方法となります。

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